民事判決原本データベースの利用の手引き

当データベースは、全国10国立大学に保管されている民事判決原本を国際日本文化研究センターが借り受け、1997(平成9)年から順次データベース化を行っているものです。年月をかけて内容を充実させてきたデータベースであったために、検索データに関して幾度かの修正が加えられました。したがって、作成年度によって、入力事項、用語等に若干の違いがあります。以下の検索の手引きをお読みの上、データベースをご利用ください。

 
機ジ〆方法
 「保管裁判所検索」と「キーワード検索」が選択できます。
 
 1.保管裁判所検索
   各高等裁判所の所在地の国立大学ごとに検索が可能となっている
   構成は、【保管大学】→【保管裁判所】→【簿冊一覧】→【簿冊内表示】の項目に枝分かれしている。各項目の中で見たい項目を選択し閲覧できる
 
  【裁判所コード】…各保管裁判所に対し付与された番号        
  【簿冊番号】…個々の原本に対して付与された番号
       (保管裁判所コード[上4桁]+簿冊番号[下4桁]の8桁から成り立つ)
  【簿冊内番号】…各簿冊の中で件ごとに付与された番号
 
 
 2.キーワード検索
 16種類の項目からの検索となり、複数検索は最大3つまで可能
 キーワードの入力によって知りたい情報のポイントを絞って検索する事が出来る
 
  <検索できるデータ…16項目>
  【保管裁判所】 原本が保管されていた裁判所名
【簿冊表紙】  簿冊の表紙に記載されている表題
【簿冊番号】  保管大学が管理するために個々の原本に対して付与した8桁の番号
【表題】    文書の冒頭に記述されている文言(文書表題)で、その文書の種類を表す
【事件番号】  裁判所が受理した事件に対して付した番号で、元号を西暦に標準化し、番号部分を5桁の算用数字に置き換えている
【事件名】   訴えの趣旨及び命令の内容
【原告】    訴訟を起こした側の当事者
【原告代理人】 原告の代わりに本人のために法的行為を行う者
【被告】    訴えられた側の当事者
【被告代理人】 被告の代わりに本人のために法的行為を行う者
【訴訟関係人】 当事者及びその代理人以外の者で、その訴訟に関わっている者
【裁判官】   当該事案の判断に関わったすべての裁判所関係者
【裁判年月日】 裁判が言い渡された日(起案日、競売日なども含む)
元号を西暦に変え、月日は4桁の数字で表す(例:18881204)
【判決裁判所】 判決を言い渡した裁判所
【備考】    審級の異なる情報、絵図袋の情報、執行文付与等、上記の項目のどれにも入らない情報
【人名】    【原告】から【裁判官】までの全人名を検索
 
供チ竿未砲錣燭詁力事項、用語等の相違点 
1.字体
2000(平成12)年以降は、旧字体を常用字体から第一水準に置き換えているが、
1997(平成9)年〜1999(平成11)年作成データは、一部の入力項目(原・被告代理人、裁判官)を除き、原本が旧字体であれば、旧字体のままで入力されている
 
2.表紙画像、目録画像
1997(平成9)年〜1999(平成11)年作成の表紙画像、目録画像については、リンクさせている高精細画像は、実際は簡略画像となっている
 
3. 1レコードの単位
1997(平成9)年〜1999(平成11)年作成データは、事件を単位にして件立てを行っており、判断文書+雑文書で1件という形になっている。2000(平成12)年以降は、個々の文書の形式を単位にして件立てを行っており、判断文書1件、雑文書1件という形になっている
 
4.人名
1997(平成9)年作成データは、一部の入力項目(原・被告代理人、裁判官)を除き、姓と名がスペース区切りで入力されている
 
5.身分、寄留、地域
【原告】〜【訴訟関係人】の項目において、2000(平成12)年以降は「身分(「平民」を除く)」「寄留情報」「共同体訴訟に関わる地域名」を入力しているが、1999(平成11)年以前は入力されていない
 
6.表題
(1)1997(平成9)年作成の東京大学分には「簿冊表紙」「目録」以外の表題は入力されていない
(2)(裁判袖書)は、1998(平成10)〜1999(平成11)年は「袖判決」という名称になっている
(3)2000(平成12)年以降の絵図は表題のほかに(絵図)と表示している
 
※相違点等は下の一覧表も参照してください。

各年度カクネンドにおけるデータの相違点ソウイテン
年度ネンド保管ホカン大学ダイガク 保管ホカン裁判所サイバンショコード 1レコードの単位タンイ 画像ガゾウ構成コウセイ                       (4ケタ数字スウジ簿冊内番号ボサツナイバンゴウ 検索ケンサクデータ                    
検索ケンサク対象タイショウ項目コウモク 身分ミブン 地域チイキ情報ジョウホウ 寄留キリュウ情報ジョウホウ 絵図エズ
H9ネン東京トウキョウダイ          東京トウキョウ地裁チサイ(s1010) 事件ジケン単位タンイにしてケンて       ・判断文書+ザツ文書で1件  ・判断文書で1件    0001ー簿サツウチのすべての表紙ヒョウシ中表ナカヒョウカミ画像ガゾウ    0002ー簿サツウチのすべての目録モクロク画像ガゾウ       0002or0003以下イカ本紙ホンシ画像ガゾウ                                表題ヒョウダイ】をノゾ × × × ヒョウ シメ な し
H10ネン東北大トウホクダイ          仙台センダイ高裁コウサイ管内カンナイ(s6000〜6063) ゼン項目コウモク】                         
H10ネン北海道大ホッカイドウダイ        札幌サッポロ高裁コウサイ管内カンナイ(s7000〜7044)
H11ネン熊本大クマモトダイ          熊本クマモト鹿児島カゴシマ地裁チサイ管内カンナイ(s5060〜5074)
H12ネン以降イコウ           東京トウキョウダイ・熊本大(一部)・  香川カガワダイ岡山オカヤマダイ・       大阪オオサカダイ東北大トウホクダイ一部イチブ)・  名古屋ナゴヤ大学ダイガク広島ヒロシマダイ ジョウ以外イガイ高裁コウサイ地裁チサイ管内カンナイ(s1000〜8042) 文書モンジョ形式ケイシキ単位タンイにしてケン 0001ー簿冊ボサツ表紙ヒョウシ画像ガゾウ              0002以下イカ簿冊ボサツナラジュンシタガ画像ガゾウ ヒョウ シメ  り

掘ジ〆の際のヒント
《ポイント》 兇傍鵑欧診度による入力事項、用語等の若干の違いや、原本作成当時の表記上の違いのために、検索をかける際に、1つのキーワードで完全な抽出をする事は容易ではありません。様々なパターンを想定して複数検索を試される事をお勧めします。
  A.人物を検索したいとき
(1)「検索する項目」を「人名」とすると、原告から裁判官までの全人名を検索することができる
(2)姓と名はスペース区切りで入力するとより広く検索できる
例:後藤 象二郎     
(3)同一人物が異なる同音の文字で表記されたり、旧字体等が使用されることもあるために、検索の際は何通りか文字入力を試す必要がある
例:「次」⇔「治」
「管」⇔「菅」
「島」⇔「嶋」
「浜」⇔「濱」など… 
 
B.身分、職業、共同体訴訟に関わる地域名を検索したいとき
人名に付属して情報が入力されているので、[検索する項目]は「人名」とし、[キーワード]に検索したい文言を入力する
 
C.事件名を検索したいとき
(1)キーワードを、スペース区切りで入力する事によって、検索の範囲を広げる事が出来る
例:「山林 境界」
「損害 要償」 
(2)文言を更にシンプルにしてみることも有効
例:山林境界争論⇒「山林」
損害要償  ⇒「損害」
(3)同じ内容を表現を変えて入力してみるとより広く検索できる
例:「離縁」⇔「離別」
「競売」「糶売」
(4)旧字体でも入力してみるとより広く検索できる
例:「担」「擔」
 
D.ある年代を調べたいとき
    (1)「事件番号」に西暦年、「裁判年月日」に西暦の数字を入力し、複数項目検索することによって、その年代の裁判を検索できる。
例:明治5年の裁判を調べたいとき
1872年  …[事件番号]
1872   …[裁判年月日]
※「中間一致」を選択し、「どれかを含む」にチェックを入れること
※事件番号を検索するときに[キーワード]に「年」を入力しているが、これは「号」に属する1872の抽出を避けるためである
 



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